クラブを探している保護者の方が、いちばん気にされること。聞かれはしないけれど、たぶん本当はいちばん知りたいこと。

うちの子は、試合に出られるんだろうか。

当然だと思います。6年間ずっとベンチで終わったら、という不安は、口に出しにくいぶん重い。

だからエルソールは、出場について考えていることを、先に書いておきます。いいことばかりではありません。正直に書きます。

1. 出場機会は、全員にあります

エルソールフットボールクラブは、在籍するすべての選手に公式戦の出場機会をつくります。

「ベンチで応援するだけで終わる試合」を作らない。これはクラブとして決めていることです。

試合に出なければ、経験は積めません。経験が積めなければ、成長もありません。出番のない子を6年間置いておくことに、私は意味を見いだせません。

目先の1勝のために、誰かの出番を削ることはしません。もちろん勝ちは目指します。ただ、勝つために出番を削るという選び方は、しないということです。

2. ただし、出場時間は平等ではありません

ここは、はっきり書いておきます。

全員が同じ時間だけ試合に出るわけではありません。

上手な子は、それだけ練習してきています。積み上げてきた努力があって、その結果としての出場時間です。努力はせずに出番だけは人と同じだけ欲しい、というのは違うと私は思っています。

そこは、子どもたちにもはっきり言います。厳しく聞こえるかもしれませんが、サッカーはそういうスポーツですし、それを隠して「みんな平等です」と言うほうが、子どもに対して不誠実だと考えています。

「全員に出番はある。ただし時間は自分次第」——これがエルソールの立ち位置です。

3. 理由は、必ず本人に伝えます

そして、ここがいちばん大事なところです。

なぜ今の出場時間がそうなっているのか。何ができていて、何が足りないのか。どうすれば変わるのか。それを、選手本人に言葉で伝えます。

理由が分からないままベンチに座り続けるのは、子どもにとって本当にきついことです。何が足りないのかが分からなければ、努力のしようもありません。

逆に、何をどう変えればいいかが見えていれば、出番が少ない時期にも意味があります。やるべきことがはっきりしているからです。

保護者の方から理由を聞かれた場合も、いつでもお答えします。隠すようなことは何もありません。

なぜ、この方針なのか

エルソールフットボールクラブには、コーチが11名います。保護者が指導を担当することはありません。

一人ひとりが今どういう状態で、何ができていて、何が課題なのか。それを把握したうえで起用を考えています。誰がどれだけ出たかを管理するためではなく、その子に今どんな経験が必要かを判断するために、この体制をとっています。

また、エルソールは東京都少年サッカー連盟 第9ブロックに所属し、リーグ戦・カップ戦・公式戦に出場しています。練習のための練習ではなく、本物の公式戦の出場機会という意味です。

正直に書いておきます

この方針が、すべてのご家庭に合うとは思っていません。三鷹市にはいくつも少年サッカークラブがあり、それぞれに良さがあります。合う・合わないがあるだけです。

次のようなお考えなら、他のクラブのほうが合うかもしれません。

  • 試合はとにかく平等に、同じ時間出してほしい——エルソールは出場時間を平等には配っていません
  • タイトルを取ることを第一に考えたい——勝ちは目指しますが、そのために出番を削ることはしません
  • 平日も毎日練習させたい——活動は土日祝が中心で、平日は水曜の夕方のみです

どれかに当てはまるなら、いくつか見学されることをお勧めします。そのうえでエルソールを選んでいただけるなら、それがいちばんいい形だと思っています。

見学だけでも構いません

入団を決めてから来ていただく必要はありません。練習を見て、雰囲気を感じて、お子さんの顔を見てから考えてください。

出場のことで気になることがあれば、その場で遠慮なく聞いてください。包み隠さずお答えします。